国の掟
人々は一人では生きていません。集団で社会のなかで生きています。そして、皆が円滑に社会生活をおくるためには皆に通じる一定の規則が必要となります。同じ規則の下、ルールを守り、何かあったときには規則がその判断の基準となります。小さな単位では、人対人の間で交わされた約束。家族の決まり。学校の中でのルール。会社の規則。そうしたさまざまなルールのうち、ある程度権限を持つ機関で取り決められ、その力が広大な範囲で適用されるもの、それが日本における「法令」と呼ばれるものです。
法令とは、様々な規則をまとめて指すもので、定義もいくつか存在します。何を対象とし、どんな効力を発揮するものかによって、それぞれ法令の名称も異なります。もっとも有名なものでたとえれば、戦後の日本において、国会が制定し、日本国民全員を対象としている法令、といわれれば、それは「日本国憲法」を指します。
憲法や、法律、政令、条例、条約などといったものはすべて法令のうちで、さまざまな場面で法令という言葉が出てくることがありますが、その内容は文脈しだいで変わってきます。
それらのなかで、日常生活を送る上で私たちにも身近にかかわりの深いものについて、どういったものがあるのか見ていきたいと思います。
法律でもないようで、命令でもないような…よく耳にする、法令って、実際何なの??誰が守るものなのでしょうか?私たちの守るものです!